出版社内容情報
所得課税を素材に,現行法の背景にある基本的な政策や制度の沿革なども丁寧に紹介し,租税法全体の見取図を描く,好評の入門書。第3版では,令和5年税制改正をはじめとする旧版以降の法改正や判例の動きを織り込んだ。考える力を身につけるための格好の書。
内容説明
所得課税を中心に租税法の見取図を描く。現行法の背景にある基本的な政策や制度の沿革なども丁寧に紹介。好評書待望の第3版。令和5年税制改正に伴う法改正や新しい判例の動きに対応。
目次
01 序論(租税法とは;租税法における公平;歴史的展開;法形成過程;租税法の解釈)
02 所得税(所得の概念;納税義務者;所得税法のしくみ;収入金額;費用控除;時間とリスク)
03 法人税(法人税の基礎;納税義務者;法人所得の意義;益金の額;損益の額;同族会社)
04 展開(課税繰延の3類型;所得区分の実践みなし配当の例解;所得税と相続;タックス・プランニングの理論)
著者等紹介
増井良啓[マスイヨシヒロ]
東京大学大学院法学政治学研究科教授。1987年東京大学法学部卒業。東京大学法学部助手、同助教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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