出版社内容情報
高橋憲法学の人権領域における現在地。本巻では「経済活動の自由」と「社会権」を扱う。思想史的淵源を訪ね,条文の制定経緯をたどりながら積み重ねられる考察のなかでも,財産権の読み直しは必読。自律的生に根差す著者の徹底した憲法理解の確かな稔りである。
内容説明
憲法訴訟論と連続する人権論の構築へ。著者の人権理論研究の、まさに「いま」。
目次
第1章 経済活動の自由(居住・移転の自由;職業の自由;財産権;補償請求権)
第2章 社会権(総説;生存権;教育を受ける権利;勤労の権利;労働基本権(勤労者の権利))
著者等紹介
高橋和之[タカハシカズユキ]
東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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