出版社内容情報
多くの鋭い問題提起を行い,日本の憲法学の発展に多大な貢献をしてきた著者の人権領域に関する考察。著者が日本国憲法をどう捉え,どう理解するのか,その思索のまさにぎりぎりのところまでをたどる醍醐味。本巻では「表現の自由」を扱う。
内容説明
「表現の自由」について、著者が考え続けてきたこと。―その現在地を示す。
目次
第1章 表現の自由の基層理論(一般的理論枠組;表現の諸類型とその規制の現状分析;集会および集団示威行進の自由 ほか)
第2章 マスメディアの成立と表現の自由(総説;報道の自由;アクセス権論 ほか)
第3章 インターネットと表現の自由(インターネットの憲法上の地位;インターネットにおけるプロバイダーの役割;インターネット上の「表現の自由」の法律による規制 ほか)
著者等紹介
高橋和之[タカハシカズユキ]
東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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