出版社内容情報
信頼できる内容で,かつコンパクトな「国際民事手続法」のテキストを改訂。第3版では「国際家事手続」の新章を設け,身分関係事件に関する解説を充実させた。実務で重要な,ハーグ子奪取条約についても詳説。さらに,民事裁手続IT化や令和5年仲裁法改正も反映した。
内容説明
社会のグローバル化により激動する国際民事紛争の状況を反映し、国際民事手続法上の諸問題をめぐる手続の仕組み、判例・学説の状況をわかりやすく解説したスタンダードテキスト。国際家事手続・ハーグ子奪取条約を詳説。仲裁法改正、民事手続IT化を反映。民事訴訟法と国際私法の双方からの議論をふまえ、日本の民事訴訟理論と国際的な民事紛争処理手続の潮流を整合させる視点から解説。国際民事手続法の体系をコンパクトに整理したスタンダードテキストの決定版。
目次
序論
民事裁判権の免除
国際裁判管轄
訴訟物・国際的二重起訴
当事者
送達と司法共助
証拠調べ
外国法の適用
外国判決の承認・執行
国際民事保全
国際倒産
国際仲裁
国際家事手続
著者等紹介
本間靖規[ホンマヤスノリ]
1952年生まれ。現在、早稲田大学名誉教授、名古屋大学名誉教授、華東政法大学名誉教授(上海)
中野俊一郎[ナカノシュンイチロウ]
1958年生まれ。現在、神戸大学大学院法学研究科教授
酒井一[サカイハジメ]
1961年生まれ。現在、関西大学大学院法務研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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