出版社内容情報
信頼できる最新情報と,叙述のわかりやすさが好評のロングセラー・テキスト。「なぜ」「どうして」と考えていくうちに,制度の構造を立体的に理解できる。コロナ対策による財政規模・構成の変化に対応し図表を修正。その他法制度,統計情報をアップデート。
内容説明
2022年制度改正完全対応。誰を対象とする制度か、給付されるのは何か、その費用は誰が払っているのか、誰が責任をもって運営しているのかなど、1つの制度の構造がつかめたら、比較しながら別の制度を学ぶことにより、立体的に理解することができます。2022年中の法改正・最新のデータに対応した決定版テキスト。
目次
序章 社会保障の見取り図
第1章 医療保険―病気やけがをしたら?
第2章 生活保護と社会福祉制度―人らしい生活を保障する
第3章 介護保険―介護サービスを利用しやすく
第4章 年金―老後の生活費は?
第5章 雇用保険―失業したら?
第6章 労働者災害補償保険―働く場でけがをしたら?
第7章 社会保険と民間保険―2つの保険、その特徴は?
第8章 社会保障の歴史と構造
著者等紹介
椋野美智子[ムクノミチコ]
前・松山大学人文学部特任教授。1956年大分県生まれ。2006年大分大学福祉科学研究センター教授
田中耕太郎[タナカコウタロウ]
前・放送大学客員教授。1950年山口市生まれ。2011年放送大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朝ですよね
4
社会保障の入門書。福祉の仕組みだけでなく、健保や年金などのいわゆる社会保険に関して詳しく書かれている。網羅的に書かれているので所々知らない箇所などもあった。現行制度や財政の課題など議論の余地が大きい点は概ね政府・行政の立場で書かれているが、問題点は解説しているので、かなり公平に書かれている方だと思う。2025/01/26
のら
4
定評ある社会保障の教科書。読むのは第14版以来。ネット上には政治経済についての様々な言説が溢れているが、どう考えても社会保障という視点が欠けている言説も多い。本書を読めば少なくとも社会保障に関する正確な視点が得られる。2023/09/07
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