出版社内容情報
辰巳芳子の100歳を寿ぐ。料理研究家の草分けだった母、浜子のもとで家庭料理を身につけ、宮内省大膳寮で修業を積んだ加藤正之氏にフランス料理を学んだ。父の闘病を支えた体験から、鎌倉の自宅で「スープの会」を主宰。2002年刊行の書籍『あなたのために いのちを支えるスープ』で一世を風靡した。本書は文化出版局の雑誌『ミセス』の特集をふり返り、料理研究家という肩書きを軽々と超えたその足跡とメッセージを伝える。
内容説明
もう長いこと、料理は図式化できると考えていた。
目次
いのちを支えるスープ
つなぐいのち 子どもたちとの時間
辰巳家の道具・うつわ語り
辰巳芳子 写真で語る自分史
辰巳芳子 対談録
辰巳芳子 珠玉のレシピ