出版社内容情報
心理学の歴史をコンパクトにまとめた定番書に,2000年以降の動向を加筆した補訂版。心理学の概念や理論の歴史的な流れをとらえる。学説の紹介だけでなく,それを生んだ社会的背景や人物の交流などの解説も充実。公認心理師養成カリキュラム「心理学概論」に対応。
内容説明
心理学の成立から現代の心理学まで、心理学の大きな流れをコンパクトにまとめあげた入門テキスト。心理学史の方法論や日本の心理学史を含めた意欲的な1冊。定番書に2000年以降の心理学史の動向を追加。心理学の過去を読み解くことで、現在を深く理解し、未来を豊かに展望する。公認心理師カリキュラム「心理学概論」の学習にも。
目次
序章 心理学史の方法論―どのように歴史を学ぶのか
第1章 19世紀の心理学―ドイツとアメリカにおける展開
第2章 20世紀の3大潮流とその批判―心理学の理論的展開
第3章 心理学と社会―心理学領域の拡大
第4章 日本の心理学史―受容・展開・制度化
第5章 心理学史の見方―知能検査の本質と変質
終章 心理学史の現状と展望―再び、なぜ心理学史を学ぶのか、どのように心理学史を学ぶのか
著者等紹介
サトウタツヤ[サトウタツヤ]
佐藤達哉。1962年生まれ。1985年、東京都立大学人文学部卒業。1989年、東京都立大学人文科学研究科博士課程中退。1994年、福島大学行政社会学部助教授。2002年、博士(文学、東北大学)。現在、立命館大学総合心理学部教授/学校法人立命館災害復興支援室長。専攻:文化心理学、心理学史
高砂美樹[タカスナミキ]
1962年生まれ。1984年、筑波大学第二学群人間学類卒業。1991年、筑波大学大学院博士課程心理学研究科修了(学術博士)。現在、東京国際大学人間社会学部教授。専攻:心理学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。