出版社内容情報
刑事訴訟法の内容をコンパクトに,かつ必要十分に盛り込んだスタンダードテキストの最新版。刑事手続きにかかわる近時の動向をふまえ,各所をアップデート。GPS捜査にかかる最高裁判決等,重要新判例ももれなく収載。
内容説明
世の中には、天の川の星々よりも多くのトラブルがある。刑事訴訟法は、そんな紛争の解決を荷う重要な法律の一つ。入門者から上級者まで、常に基本として押さえるべき事柄を凝縮したスタンダードテキスト。
目次
第1章 手続の関与者
第2章 捜査
第3章 公訴
第4章 公判の手続
第5章 証拠法
第6章 実体判決と形式裁判
第7章 上訴
第8章 非常救済手続
著者等紹介
田中開[タナカヒラク]
1954年生まれ。1977年東京大学法学部卒業。現在、法政大学教授
寺崎嘉博[テラサキヨシヒロ]
1951年生まれ。1976年北海道大学法学部卒業。現在、早稲田大学教授
長沼範良[ナガヌマノリヨシ]
1955年生まれ。1978年東京大学法学部卒業。現在、上智大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kenitirokikuti
11
図書館にて。再審に関する記事を週刊金曜日で読んで、刑事訴訟法の解説書をいくつか手にした。死刑が無罪になったというタイプもあるが━━例えば東電OL殺人事件。一審で無罪、二審で無期懲役、上告棄却で有罪確定、DNA鑑定による結果が鍵となり再審で無罪━━、簡裁で再審開始となるのは自動速度違反判定機の誤操作による道交法違反のケースが大多数。ほかにも、自動車による人身事故に関するもの、あるいは身代わり犯人とか保険金詐取目的の偽装事故の発覚とか▲なるほど、装置による証拠写真の判定等になると、AIも関与してくるのだなぁ。2024/04/22
春菊
1
仕事の本、通読した。2022/04/28