出版社内容情報
桐山 昇[キリヤマ ノボル]
著・文・その他
栗原 浩英[クリハラ ヒロヒデ]
著・文・その他
根本 敬[ネモト ケイ]
著・文・その他
内容説明
旅行やビジネス、エスニック・ブームなどにより、日本人にとって身近な存在になっている東南アジア。本書は東南アジアを歴史的に一体化された地域世界としてとらえ、域内外の交流関係を通史で綴る東南アジア史入門です。とくに日本との関係を重視して描きました。
目次
第1部 東南アジア世界の形成(古代の東南アジア―自律の序章;東南アジア大陸部の国家形成―ビルマ、タイ、ラオス、カンボジア;東南アジア史の中の「中国」―長い交流の始まり;交易の時代)
第2部 帝国主義・世界戦争そして独立(「自生的東南アジア」の植民地化―通商と領土支配;植民地的国際分業と東南アジア農村―開発のネットワーク;植民地化への対応―ナショナリズムの台頭;東南アジアにおける共産主義運動の胎動―世界革命の夢;アジア・太平洋戦争―日本軍による東南アジア占領;歴史の変動―国家独立の史的ポジション)
第3部 ASEAN10が切り開く地域世界(国家体系の形成と混乱―国内体制の強化・域内紛争の頻発―ベトナム戦争の影;産業社会定着化と地域統合の展開―域内「連鎖」の再組立て;21世紀の東南アジア―現状と展望;中国のインパクト―中国との新たな付き合い方の模索)
著者等紹介
桐山昇[キリヤマノボル]
1943年生まれ。現在、中央大学名誉教授。専攻、国際関係論・東南アジア経済史
栗原浩英[クリハラヒロヒデ]
1957年生まれ。現在、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。専攻、ベトナム現代史
根本敬[ネモトケイ]
1957年生まれ。現在、上智大学総合グローバル学部教授。専攻、ビルマ近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
崩紫サロメ
七
あさひ