出版社内容情報
親族・相続編の入門書。判例・通説の立場に立って解説を行う一方で,コラムでフランスの家族法に関わる生活の風景や,フランスの考え方を紹介する等,興味を持って学べる工夫を凝らした。近時の重要な判例や法改正を織り込むほか,相続法改正にも触れた。
PART 1 親族法
第1章 男と女(女と男)
婚約/婚姻/内縁/自由結合/性転換・同性婚/離婚
第2章 親と子(子と親)
実子/養子/生殖補助医療による子
第3章 家族構成員の保護
親権/未成年後見/後見・保佐・補助/扶養
PART 2 相続法
第1章 法定相続──遺言のない場合の相続
相続の開始/相続人/相続財産/相続分/寄与分/相続分の譲渡/遺産共有/遺産分割/承認・限定承認・放棄/財産分離/相続人の不存在・特別縁故者に対する分与/相続回復請求権
第2章 遺言と相続──遺言のある場合の相続
遺言とは/遺言の方式/遺言をする能力/遺言の効力/遺贈/遺言の執行
第3章 法定相続と遺言の調整──遺留分
遺留分の意義/遺留分の範囲/遺留分減殺請求権
松川 正毅[マツカワタダキ]
著・文・その他
内容説明
結婚・離婚、親子、扶養、そして相続問題etc.。時代の流れの中で変わったものは?変わらないものは?伝統的な考え方から最先端の議論まで、家族法を学ぼう。基礎知識の理解・整理に最適。判例理論をベースに、わかりやすく解説。フランスの考え方との比較等にも触れる。近年の法改正や重要判例を織り込み、相次いだ新しい動きに対応した最新版。
目次
1 親族法(男と女(女と男)
親と子(子と親)
家族構成員の保護)
2 相続法(法定相続―遺言のない場合の相続;遺言と相続―遺言のある場合の相続;法定相続と遺言の調整―遺留分)
著者等紹介
松川正毅[マツカワタダキ]
1952年大阪に生まれる。1984年神戸大学大学院法学研究科博士後期課程修了。1986年トゥールーズ第一大学博士課程修了。大阪学院大学法学部教授、大阪大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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