出版社内容情報
坂上 貴之[サカガミ タカユキ]
著・文・その他
井上 雅彦[イノウエ マサヒコ]
著・文・その他
内容説明
「心」や「脳」で行動を説明できるのか?単純な行動から複雑な行動まで、その制御と予測から真の理解を目指す。一貫した論理に基づいて、実験場面と応用場面をリンクさせた「分かる」教科書。
目次
第1章 心とは何か―行動分析学から接近する
第2章 観察法と実験法―行動を科学するために
第3章 生得性行動―経験によらない個体の行動とは
第4章 レスポンデント―環境の機能を変える方法を知る
第5章 オペラント―行動やその出現機会を作り出す方法を知る
第6章 強化随伴性―行動変容のための諸変数と規則
第7章 刺激性制御―はじめての環境に個体が出会うとき
第8章 反応遮断化理論と選択行動―強化と価値を考える
第9章 言語行動と文化随伴性―行動分析学から展望する
著者等紹介
坂上貴之[サカガミタカユキ]
慶應義塾大学文学部教授
井上雅彦[イノウエマサヒコ]
鳥取大学大学院医学系研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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jackbdc
2
本書自体は教科書的(正しい事を体系的に記述)で特に面白味があるものでもないが行動分析学への興味が増すきっかけになった。印象に残った点3つ、1.心理学の一派:心の代わりに行動に拘る。行動と環境の関係に着目すれば説明に心はいらないと考える学問。2.オペラント条件づけ:私たち報酬とか罰によって行動を増やしたり減らしたりする。行動分析学では実験によってこの種の環境を再現し行動の理解を深めようとしている。3.本質志向との距離感:行動の背後に別の本質が潜んでいるのでは?という問いとどのように付き合っていくべきか。2021/02/21
つるしょう
2
この分野に興味がある人なら最後まで楽しめる📖 まさしく標準的テキスト❗️ 問があり、考えながら読むので知識も身に付く✨2020/08/04
御座候。
1
自己ルールを持たない動物は環境変化に素早く反応する。人間は「自己ルール」と随伴性報酬による自己ルールの固定化があるために行動の変化が遅いのです。2024/05/05
はとむぎ
1
興味保てず。終了2021/12/22
昌也
0
自分の関心とは違うかもしれない2023/02/22