内容説明
近年の動向をふまえ、円安対応の戦略シフト、サービス産業の海外展開、インバウンド戦略を盛り込んだ最新版。国際経営活動の実態、歴史的変化、全体像、達成した成果、残されている課題を明らかにし、国際経営の本質に迫る。
目次
国際経営環境の新しい動き
国際経営とは
国際経営戦略
国際マーケティング
海外生産
技術移転と海外研究開発
国際経営マネジメント
北米・欧州のなかの日本企業
アジアのなかの日本企業
新興国市場と日本企業
サービス企業の海外進出
国際経営の新展開
著者等紹介
吉原英樹[ヨシハラヒデキ]
神戸大学名誉教授。1941年大阪府に生まれる。1966年神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了。同年神戸大学経済経営研究所助手。1984年同教授。1988年経営学博士(神戸大学)。2005年南山大学経営学部教授。2006~12年同大学院ビジネス研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
taming_sfc
1
有斐閣アルマは読みやすいよね(▶︎主に大学生向け問いかけ)。本書も同様に、基礎から応用に至るまで、幅広い知識と具体例を提供している(が、読みやすい)。これは、相当編集者が力が強いか、筆者がスーパーマンかのどちらかだ(◀︎現在、某教科書の原稿で編集者に怒られまくっているヒト)2018/02/18
コービー
0
たとえば日本企業がインドに進出する場合、自社製品をそのまま持ち込んでもハイスペック過ぎて売れない。むしろ、品質が多少悪くても安い方が好まれる。本書には技術者の葛藤についても書かれていて『技術力を発揮できないのは心苦しい。低品質なせいで事故が起きるかもしれない。』ということも書かれています。新興国の進出には様々な要因が関係していて興味深いです。2020/12/26