内容説明
教職を考えるうえで核となる概念や本質的な見方を目配りよく押さえるとともに、豊富な事例を交え、具体的な教師の姿をとおして「教職とは何か」を解説する。教師の世界がイメージできる、「教職論」の最適テキストの改訂版。
目次
第1章 教師の日常世界へ
第2章 授業をつくる
第3章 授業から学ぶ
第4章 カリキュラムをデザインする
第5章 子どもを育む
第6章 生涯を教師として生きる
第7章 同僚とともに学校を創る
第8章 教職の専門性
第9章 時代の中の教師
第10章 教師の仕事とジェンダー
第11章 教育改革と教師の未来
資料 教師研究へのアプローチ
著者等紹介
秋田喜代美[アキタキヨミ]
東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。現職:東京大学大学院教育学研究科教授
佐藤学[サトウマナブ]
東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。現職:学習院大学文学部教授、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Riopapa
5
年齢・経験に応じた向上はあっても、教える相手や環境が変われば、通じなくなることも多い。学び続ける姿勢と気力が必要な職業だ。2022/01/28
うちのすけ
1
前半は事例が豊富で面白い。教職系の本や講義にありがちなのが、「ヒドゥン・カリキュラム」や「生徒の心に寄り添う」などの概念的な話に終始し、具体的にどうすればよいのか、どういうことなのかがわかりづらいということ。この本は事例をもとに解説しているので、イメージが湧きやすくてよい。教科書特有の堅苦しさもあまりない印象。2015/11/12
kzr
0
3年ぶりに全部読んだ。2020/07/23