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内容説明
嫌味ばかり言う上司、すぐに文句をつける部下、いつもケンカ腰の同僚…ムカつく相手はどこにでもいます。しかし、彼らと戦うことは、決して最善の方法ではありません。戦わず、それでもなお勝つ、というやり方があるのです。いつも言われっぱなしのあなたへ、やり返さず、逃げ出さず、堂々と笑顔で対抗する“返し技”をお教えします。
目次
第1章 戦わずして勝つ(やり返さない、逃げ出さない;対立ではなく対話を;あなたも傷つきやすい? ほか)
第2章 ユーモアで勝つ(威張り屋には褒め言葉;うまくかわせれば楽勝;かなわなければ混乱させる ほか)
第3章 攻撃したくなったら(頭の中にある石;こう考えてみよう―仕返し;何のための競争? ほか)
著者等紹介
ベルクハン,バルバラ[ベルクハン,バルバラ][Berckhan,Barbara]
1957年生まれ。ハンブルク大学で教育学と心理学を専攻。20年以上にわたりコミュニケーションのトレーナーとして活躍している。自信を持って、人とうまく気持ちを通わせることのできるコミュニケーション術を提唱。著書は次々とベストセラーになり、11か国語に訳されている
小川捷子[オガワショウコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コージー
59
★★★★☆20年以上、コミュニケーショントレーナーとして活躍している著者。相手に攻撃するのではなく、自分の身を守るためのオトナの対話術。装丁から和書かと思ったら、海外の本であった。なかなか鋭い視点の内容で実践的だと思う。【印象的な言葉】①傷つけられたという感情は、相手の言葉ではなく、その言葉に対する私たちの解釈によって生まれます。②他人の問いや発言にきちんと反応しなければならない義務はだれにもありません。③自分がだれかに仕返しすると、他人も同じことをするのではないかという不安を抱くようになるのです。2018/11/09
しゅわ
51
【図書館】満を持して手にとった『ムカつく…』シリーズ第一弾。レベルの低い発言でムカつかせてくる嫌な相手に言い返しても自分の損になるだけ。戦わずして勝つ会話術を身につけ、絶妙の“返し技"を駆使して笑顔で受け流しましょう!という一冊です。イメージは合気道で小柄な女性が大男を倒す感じ!?とのこと。ただ黙って我慢するのではなく、対話をし、やり返したり敵対したりせずに…でもシッカリ自分のペースで進める…という手法は参考になります♪ 沈黙作戦、やまびこトーク&ひとことコメント…今日からでもすぐ実践できそうです。2014/09/05
魚京童!
27
図書館の本で久々に読みこまれた本を読んだ。これはやっぱりすごい良い本だ。「やまびこトーク」「語りえぬものに対する沈黙」「簡単な感嘆」「褒めちぎる」まだ私にはできてない部分があるけどね。だって相手を馬鹿にするって苦手だし。貴方はゴミですね。なんてまだ言えない。2018/06/10
あーちゃん♪
21
タイトルと表紙絵でミスリードを誘ってる感はある。もっとイヤな奴をボッコボコにできる本かと思って借りたんだけど(笑)、肩透かし。結局は相手にするな、無視しろ、沈黙は負けじゃない、ってことかな。シンプルに強くなりたくて道場に行ったら、哲学説かれた、みたいな残念感があるのは否めない。最初の対酔っ払いのおじいさんの話が一番納得できた。あと、カルマの話は良かった。2020/08/15
ミエミル
18
★3.0 ユーモアで勝つという章が笑える。コメディ映画みたい。2018/03/11