有斐閣アルマ
社会政策―福祉と労働の経済学

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  • サイズ B6判/ページ数 407p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641220584
  • NDC分類 364
  • Cコード C1336

出版社内容情報



駒村 康平[コマムラ コウヘイ]
著・文・その他

山田 篤裕[ヤマダ アツヒロ]
著・文・その他

四方 理人[シカタ マサト]
著・文・その他

田中 聡一郎[タナカ ソウイチロウ]
著・文・その他

丸山 桂[マルヤマ カツラ]
著・文・その他

内容説明

私たちはどのような社会保障制度、労働政策を選択するのか。加速する少子高齢化、逼迫する財政、働き方の変化…社会政策の基本知識と経済学的アプローチによる分析を学び、未来へのヒントを探る。

目次

社会政策の射程
社会政策はなぜ必要か
社会政策の経済理論
所得格差―不平等の測定と評価
社会保障の財政―再分配の機能と規模
貧困―生活保護
労働市場―日本型雇用システムと労働問題
労働条件―労働規制と労災保険
失業―雇用保険、能力開発と雇用保護法制
障害―生活保障と社会参加支援
育児―保育サービスと育児休業
住宅―公営住宅と住宅手当
健康―医療保険
介護―介護保険と介護休業
老齢―年金保険
社会政策の将来展望

著者等紹介

駒村康平[コマムラコウヘイ]
慶應義塾大学経済学部教授

山田篤裕[ヤマダアツヒロ]
慶應義塾大学経済学部教授

四方理人[シカタマサト]
関西学院大学総合政策学部准教授

田中聡一郎[タナカソウイチロウ]
関東学院大学経済学部講師

丸山桂[マルヤマカツラ]
成蹊大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ぷほは

3
年金制度や、医療保険、住宅手当や労働条件などの制度設計の概観をミクロ経済学の観点から整理したもの。どれも変数間の均衡として図示する傾向にはいつも必要以上に物事を単純化しつつ難しく説明しているようにしか見えないのだが、社会学者とは全く違うやり方で各々の制度・問題を説明していくやり方は非常に勉強になる。マルクス主義のように「疎外」や「物象化」などを持ち出さずに現実的な方向性から詰めていく態度はやはり現代社会において「効率的」であると思われる。そのため下手な社会学主義よりはよっぽど自己論理的な構成となっている。2018/02/07

ルンブマ

2
そもそもなぜ人々は保険に加入するのか?、なぜ国は保険に強制加入させるのか?、なぜ民間ではなく国が保険を提供するのか?、なぜ社会保険・公的扶助・社会福祉を組み合わせるのか?、なぜ所得再分配が指示されるのか? これらの問いを非常に明快に解説している。が、労働市場に関するトピックで、新卒一括採用を支持しているような部分があり、そこは「うーむ🤔」となった。2020/07/21

こずえ

1
社会政策入門として。 一般教養にもよいかも2017/12/21

ヒデアキ

0
社会保障制度と労働政策に関してメカニズムや確からしさを主にミクロ経済学の観点から分析した内容。市場の失敗是正と生存権担保という大義名分がある公共支出なので、公共経済学のスコープでもある。心理学・政治学・法学の観点から政策の可否や考慮観点に言及されている。2023/09/18

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