内容説明
貧困や虐待などの子どもと家庭をとりまく問題に、どのように関わり、解決していけばよいか。社会は「子ども」という存在をどのようにとらえてきたか。制度や法律の背後にある歴史や理念も含めて解説し、素朴な疑問を学びへとつなげる入門テキスト。
目次
「当たり前の生活」と子ども家庭福祉―広い視野と知りたいという気持ちをもとう
第1部 子ども家庭福祉の原点(子ども家庭福祉の理念と価値;子ども家庭福祉の成り立ち―保護の対象から権利の主体へ)
第2部 ライフステージと子ども家庭福祉(胎児期―街中が生まれておいでと待っている;乳児期―よく来たね。あなたの生まれた社会はすばらしい;幼児期―新しい命がコミュニティになじんでいく;学童期―社会の宝として見守られ育つ;思春期―ティーンエージャーをコミュニティの力にしよう;社会人への移行期―市民としての旅立ちを支える)
第3部 さまざまな課題に予防・対処する子ども家庭福祉(貧困―経済的問題とその二次的問題を防ぐ;障害―特別な配慮を必要とする子どもの支援;非行・情緒障害―適切な援助と自立支援のために;子ども虐待―問題を発見し、介入するために)
これからの子ども家庭福祉―地域で支える・つながる
著者等紹介
山野則子[ヤマノノリコ]
大阪府立大学地域保健学域教育福祉学類教授
武田信子[タケダノブコ]
武蔵大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あおいろ
0
子どもの発達について基礎を知りたい場合にはいいと思う。 いろんな社会資源の名前が出てくるけど、実際にはどのような連携をしているのかまでは見えないから、支援のリアルを描いた本なんかを一緒に読めば、体系的に理解できそうだなぁと思った。2021/07/31
あおいろ
0
子どもの発達について基礎を知りたい場合には良いと思う。 いろんな社会資源の名前が出てくるけど、実際はどんな風に連携してるのかは見えないから、支援のリアルを描いた本なんかを一緒に読めば体系的に理解できそうだなぁと感じた。2021/07/31