内容説明
きめ細かな図解や身近なたとえを用いたやさしい解説で、経済学的なものの見方を養います。戦後日本経済の成長、バブル、その後の不況を経てアベノミクスにいたるまでの歩み、ミクロ・マクロ経済学の理論の基礎、またNPOや環境問題などの課題も取り上げ、これからの日本が進むべき途を、平易に語ります。
目次
第1部 経済学の課題と日本経済(経済の基本問題と経済学の課題;日本経済の戦後の歩み ほか)
第2部 ミクロ経済学(消費者行動の理論;生産者行動の理論 ほか)
第3部 マクロ経済学(国民所得の諸概念;均衡所得の決定 ほか)
第4部 新しい課題(NPOとフィランソロピー;経済発展と地球環境 ほか)
著者等紹介
塩澤修平[シオザワシュウヘイ]
1955年東京都に生まれる。1978年慶應義塾大学経済学部卒業。1980年慶應義塾大学大学院経済学研究科修士課程修了。1986年ミネソタ大学大学院博士課程修了、Ph.D.。1987年慶應義塾大学経済学部助教授。1994年慶應義塾大学経済学部教授。2001~03年内閣府国際経済担当参事官。2005~09年慶應義塾大学経済学部長。現在、慶應義塾大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鍵窪錠太郎
3
グラフの読み方や理論、経済学的な言い回しの理解と言った下地が無いまま読んでみたが入門かどうかにはやや疑問が有る(用語は巻末にまとめて説明されていたのでこれはありがたかった)。まして特に理論の説明が簡潔過ぎて、それでどういう事が分かるかは理論の説明で理解が出来ても、それがどういう意味を持っているかが分からないので使いこなせる域までには時間が掛かりそう。経済学には明るくないから手に取って読んだが、入門でこのレベルだったら発展はどういう内容なのだろう…2018/04/27
Yakmy
1
慶応通信、参考図書。基礎コース経済学と記述のかぶりはある。レイアウトは基礎コース経済学のほうがわかりやすい。過不足はない入門書。2017/02/26
まさき
0
#2019年21冊目