内容説明
臨床心理学の世界には多様な人間観に基づく多彩な理論がある。今に生きる古典理論から現代の臨床に必要とされる最新の知識・方法までを、図表・イラストを用いながら、親しみやすい叙述でコンパクトにまとめた。3つのアプローチを比較しながら学べる、新時代の入門テキスト。
目次
臨床心理学と社会
第1部 臨床心理学の理論(臨床心理学とは何か―歴史とその広がり;心理的問題の理解と方法―心理アセスメント;精神力動アプローチ1―学問の発展とそれを支えた研究者たち ほか)
第2部 臨床心理学の実践(セラピーを行う―アプローチの比較;臨床心理学の研究―効果研究の変遷と発展;臨床家の訓練と成長)
著者等紹介
岩壁茂[イワカベシゲル]
お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科准教授
福島哲夫[フクシマテツオ]
大妻女子大学人間関係学部人間関係学科社会・臨床心理学専攻教授
伊藤絵美[イトウエミ]
洗足ストレスコーピング・サポートオフィス所長、千葉大学大学院医学研究院子どものこころの発達研究センター特任准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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陽香
1
201304252014/05/21
のほほん堂
0
大学1年生向けの本のようですが興味深く読めました。私の知っている認知行動アプローチ以外にも精神力動アプローチやヒューマニスティックアプローチのことがわかり勉強になりました。2017/11/07
aoiro
0
図書館本でざっと読み。再読したい。1年前の発行。個人的には、心理学アプローチの違いを模索していたところだったので、9章でアプローチの統合が少し触れていて助かった。また1つの事例に対し3つ学派からのそれぞれのアプローチや視点も興味深い。これから臨床心理学を学ぶ人向けかな。2014/05/24
ソーシャ
0
アルマシリーズから出た臨床心理学の入門書。語り口はやさしく一見分かりやすいように思えるのですが、本当に理解できたかと言われると自信がないです。あくまでも最初に読む本なのかもしれません。2013/12/01