内容説明
商学の考え方をユニークに手ほどき。初学者に必要かつ十分な事項を厳選。会社・金融の制度からeコマースまでを網羅的に取り上げ、各領域の重要概念を盛り込んでいる。身近なトピックスを使ってリアルに説明。取引、循環、リスクといったキー概念を軸にすえて、全体にわたって平明に解説。関連する重要テーマやトピックスをコラムとして設け、章末に「次に読むべき本」として参考文献を用意した。
目次
取引、循環およびリスク―「商」を学ぶ意味
第1部 事業を営むための仕組み―事業主体はどのように生まれるのか(会社という制度―会社とは何だろうか;競争と経営―市場競争にさらされる中で経営者の役割とは何か;資金と債権の管理―どのようにしてお金を管理するのか)
第2部 事業を支える仕組み―どのようなシステムに支えられているのか(貨幣という制度―お金とは何だろうか;金融という制度―銀行の役割とは何だろうか;証券市場という制度―証券市場の役割とは何だろうか;損失金融のための制度―どのようにしてリスクを移転してきたか、これからどのようにリスクをマネジメントするのか;取引制度の意味―どのような役割を担っているのか)
第3部 市場が広がった背景―どのようにしてマーケットは拡張してきたのか(取引の信頼性の確保―どのように品質を保証し、価値を高めるのか;市場の拡大―市場はどのように成立し、どのような役割を果たしたのか;ロジスティクスの展開―物流の役割はどのように変化したのか;国際取引のひろがり―どのような仕組みで成り立っているのか;eコマースによる拡大―どのような世界が待ち受けるのか)
改めて商学の意義を考える
著者等紹介
石原武政[イシハラタケマサ]
流通科学大学商学部特別教授、大阪市立大学名誉教授(専攻:商業論、流通政策論)
忽那憲治[クツナケンジ]
神戸大学大学院経営学研究科教授(専攻:アントレプレナー・ファイナンス、アントレプレナーシップ)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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