内容説明
私たちが生きる現代は、高度な科学技術や社会システムに支えられている。安全で快適な科学技術や社会システムを構築するためには、それらを扱う人間の行動・特性の理解が欠かせない。ヒューマンファクターズに関する諸問題を、個人レベルから集団レベルまで包括的に心理学的観点からとらえ直す。
目次
現代社会とヒューマンファクターズ
知覚・認知特性とヒューマンファクターズ
認知とヒューマンエラー
わかりやすさとは何か
使いやすさとは何か
バーチャル空間とコミュニケーション行動
適性―歴史を踏まえ、統合的にとらえ直す
高齢者とヒューマンファクターズ―人工物との関係において
障害者支援とヒューマンファクターズ
心理生理学的アプローチ
個人と組織の社会的行動
リスク・コミュニケーションとヒューマンファクターズ
現実場面でのアプローチ
著者等紹介
篠原一光[シノハラカズミツ]
大阪大学大学院人間科学研究科准教授
中村隆宏[ナカムラタカヒロ]
関西大学社会安全学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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