出版社内容情報
少年法の基本理念と基本構造を分り易く解説。自国の運用実績のみならず諸外国の少年法制の改革についても織り込んだ最新版。
内容説明
少年法は、非行のある少年に対する司法的な取り扱いを定める法律である。第3版では、諸外国の少年法制の改革について加筆したほか、法制審議会の少年保護事件調査手続等の整備に関する答申の内容を織り込んだ。巻末に、少年法・少年審判規則の条文を付け便宜を図った。
目次
第1部 基礎的考察(非行と少年法;非行現象と統制原理;少年法の性格 ほか)
第2部 少年司法の理論と運用(発見過程;家庭裁判所の受理;調査過程 ほか)
第3部 少年法制の動向(少年法と改正問題;少年司法と国際準則;世界諸国の少年法制)
著者等紹介
沢登俊雄[サワノボリトシオ]
昭和5年生れ。昭和28年京都大学法学部卒業。昭和45年国学院大学法学部教授。国学院大学名誉教授
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