内容説明
レーガン後のアメリカのゆくえは今日、世界の最大関心事のひとつである。とりわけ日本にとってそれは、経済の面からも安全保障の面からも目を離すことはできない。本書は、レーガン政権8年間の内政・外交・経済政策の功罪をできるだけ中立的な立場で解明するとともに、ポスト・レーガンに引き継がれるアメリカ政治経済の争点を明らかにする。
目次
1 「保守革命」のゆくえ
2 レーガン大統領の政策決定スタイル
3 議会の復権とレーガン政権
4 政党再編成の展望
5 サンベルトの発展と権力移行
6 司法積極主義の後退
7 マイノリティ集団の政治
8 国際テロリズム
9 レーガン外交の特質
10 レーガノミックスの軌跡と評価
11 道のり険しい財政再建
12 レーガン税制改革のねらいと教訓
13 金融規制緩和の見直し
14 貿易摩擦と競争力強化
15 「農業不況」からの脱出
16 軍産複合体の肥大化
17 覇権回復戦略の新展開
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