出版社内容情報
グローバル化や移民の増加,ジェンダー規範や家族構造の変化などの新たな現実に対し,これからの社会政策に必要なのはどのような考え方なのか。社会政策研究の最新の国際的動向と新たな分析枠組みを示し,今おさえるべき論点をコンパクトにまとめた。
内容説明
グローバル化や移民の波、ジェンダー規範や家族構造の変化など、世界が直面する現実に社会政策はどのように向き合うのか。古典のレビューとともに、アイディア重視の新たな分析枠組を示し、今おさえるべき論点をコンパクトに解説した、社会政策研究の世界標準への最良の道案内。
目次
第1章 資本主義、市民権、連帯
第2章 社会政策の発展を説明する―理論的視角
第3章 各国を分類する―福祉レジーム再考
第4章 社会政策におけるアイディアの役割を重視する
第5章 社会的排除、新しい社会的リスク、社会的投資
第6章 福祉レジームが輪郭を与えるジェンダー規範の変化
第7章 社会政策と多様性をめぐる政治
第8章 グローバル化と社会政策
著者等紹介
ベラン,ダニエル[ベラン,ダニエル] [B´eland,Daniel]
マギル大学教授
マホン,リアン[マホン,リアン] [Mahon,Rianne]
カールトン大学特別研究名誉教授
上村泰裕[カミムラヤスヒロ]
名古屋大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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