内容説明
「名もなき実践」が社会を少しずつ変える。求める変化を達成するために、コミュニティにおいて共同で行動を起こす、市民の力で社会を変えていく考え方・プロセスである「コミュニティ・オーガナイジング」について、今後の日本における研究と実践の基盤を示す決定版の書籍。
目次
序章 なぜコミュニティ・オーガナイジングの研究が求められているのか
第1部 コミュニティ・オーガナイジングの理論(コミュニティ・オーガナイジング研究の現在地;リベラル・デモクラシーの隘路とコミュニティ・オーガナイジング―「参加する市民」再考;取引関係によるコミュニティ・オーガナイジングの考察―制度経済学とIRの枠組みにおける位置づけ;英国のコミュニティ開発論から考えるコミュニティ・オーガナイジングの位置づけ―シティズンズUKを中心に;地域福祉実践の展望とコミュニティ・オーガナイジング;コミュニティ・オーガナイジングと評価)
第2部 コミュニティ・オーガナイジングの実践(コミュニティ・オーガナイザーとは誰か―コミュニティ・オーガナイザー養成の専門性と専門職性;身近なコミュニティ・オーガナイジング―生きづらさの時代のCO;草の根People’s Organizationを組織化する;Story of Selfを話す・聞く場の力―「『無理しない』地域づくりの学校」という実践)
終章 コミュニティ・オーガナイジングの変化と不変
著者等紹介
室田信一[ムロタシンイチ]
現在、東京都立大学人文社会学部准教授
石神圭子[イシガミケイコ]
現在、福岡女子大学国際文理学部准教授
山崎憲[ヤマザキケン]
現在、明治大学経営学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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