出版社内容情報
国際社会学の定番教科書の改訂版。グローバル化が唱えられて久しく,国同士(インターナショナル)の交流に加え,個人レベル(トランスナショナル)の交流に注目が集まる。移民や難民をはじめ「人の移動」が生じる社会で,いったい何が問題となるのだろうか?
内容説明
人の移動、移民、難民、労働、貧困、ジェンダー、家族、福祉、教育…現代社会が直面する諸問題を理解し、人びとに寛容な社会を模索するいま求められる国際社会学への招待。
目次
国際社会学に向けて:現代社会へのトランスナショナルな接近
国民国家とシティズンシップの変容
トランスナショナルな移民ネットワーク
労働市場と外国人労働者の受け入れ
階層構造のなかの移民、マイノリティ
グローバル化と家族の変容
グローバル化のなかの福祉社会
移民/外国人の子どもたちと多文化の教育
人の国際移動とジェンダー
難民の受け入れと「難民問題」
途上社会の貧困、開発、公正
在日朝鮮人一世のジェンダーとアイデンティティ
「ヒスパニック」を通してみるアメリカ社会
フランス移民第二世代のアイデンティティと教育
著者等紹介
宮島喬[ミヤジマタカシ]
お茶の水女子大学名誉教授
佐藤成基[サトウシゲキ]
法政大学社会学部教授
小ヶ谷千穂[オガヤチホ]
フェリス女学院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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