ファッションで社会学する

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  • サイズ B6判/ページ数 308p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641174313
  • NDC分類 361
  • Cコード C1036

出版社内容情報

若者の実生活に身近な「ファッション」について考えることを通して、社会学の世界に入門していく野心的な入門テキスト。ファッション誌のメディア史から最新の文化事象の分析まで、オーソドックスな社会学思考にアプローチしていくファッションで学ぶ社会学。

内容説明

自分の好きなことで勉強しよう!社会学の基本的な考え方や方法を、ファッションを題材にして学んでいきます。楽しく読めて、レポートや卒論にも使える画期的な入門書。

目次

Introduction ファッションで社会学する
1 メディア(女性ファッション誌を読みとく―なにを着るか、いかに生きるか;男性ファッション誌を解読する―内容分析からみた男性文化の特徴;ファッション誌の歴史―近代化と服飾メディアの登場)
2 身体・アイデンティティ(外見と自分らしさ―何のため/誰のために外見を整えるのか;ジェンダーをする―逸れる、盛る、かき乱すファッション;コスプレとサブカルチャー―受容を超え、参加する文化へ)
3 都市・流行(ファッションのしくみ―パリモードからファストファッションまで;ストリートファッション―都市文化としてのファッション;ファストファッション―ファッションの「自由」がもたらす功罪)
4 グローバリゼーション(国境を越えるデザイナー―ファッション界における境界と競争;ファッションモデルの仕事から―グローバルな界における市場と労働)

著者等紹介

藤田結子[フジタユイコ]
ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジメディアコミュニケーション研究科博士課程修了。Ph.D.。現在、明治大学商学部教授

成実弘至[ナルミヒロシ]
ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ社会学研究科博士課程中退。現在、京都女子大学家政学部教授

辻泉[ツジイズミ]
東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(社会学)。現在、中央大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

FuSa

7
カジュアルに言えば「オシャレの深読み」みたいな。コスメやファッションなど親しみやすい話題で社会学に触れる入門書みたいな。教養課程の大学生や社会学に興味ある高校生を対象に書かれているようで平易な言葉で読みやすい。2019/02/13

Carol

6
当たり前のように毎日何を着ようかと考え、お店で気に入ったものを探して買う生活をしているけれど、ふと「ファッションって何だ?いつから人は着飾るようになったんだ?」と思い、読んでみた。「流行」が生まれるようになった理由や背景などがわかり面白かった。けれども、そもそも人はいつから、なぜ着飾るようになったのかという部分の説明や考察はなかった。大学などでこれから社会学を勉強する人のための入門書かなと思いました。2019/04/16

センケイ (線形)

5
面白い。雑誌が諸々の競合にさらされる中で、現代のその意義や方向性が検証される点は必至。他にも、ゴフマン本で見かけてもっと読みたいと思っていた「ジェンダーをする」という議論があったり、耳にする機会の多い裏原系やギャル系といった~系の特徴が書面で示されていたりするのもありがたい。さらには、ファストファッションがいかに厳しい雇用環境の上に成り立っているのかも生々しく記されており、こちらを読むことができたのも良い経験になった。安くてお店も近いからつい買ってしまうとき、少しでも反省的・自覚的にならねばな、と。2019/05/14

Yukiko

4
面白かった。特に第10章。界、資本、移民、グローバル都市、ネイション、オリエンタリズムといった概念をファッションの事例から分かりやすく説明して行くのが興味深かった。概念は社会を分析して理解する装置だが、精緻であればあるほど、描き出されるものは興味深い。ただ、それによって主体的に社会と関われるかというと別問題だが、主体的に生きている学者の研究は面白いと思う。2018/01/05

霧ヶ峰

3
チャプター5.10.11を読んだ。ジェンダーと、グローバリゼーションに関する内容。 ジェンダーに関して「意図」ではなく「結果」に着目することは忘れないでいたい。ファッションは「わたしが好きだから」やっている人が大半で、そこに男性性やら女性性やらの説明を求められても困るって考え方の人のほうが多いだろうから。 グローバリゼーションに関して、ファッションで顕著に見られるのは西洋・白人中心の価値観。オリエンタリズムの「東洋は、日本は、」という眼鏡で見られることへの意識と抵抗について考えさせられた。2022/03/16

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