出版社内容情報
若者の実生活に身近な「ファッション」について考えることを通して、社会学の世界に入門していく野心的な入門テキスト。ファッション誌のメディア史から最新の文化事象の分析まで、オーソドックスな社会学思考にアプローチしていくファッションで学ぶ社会学。
内容説明
自分の好きなことで勉強しよう!社会学の基本的な考え方や方法を、ファッションを題材にして学んでいきます。楽しく読めて、レポートや卒論にも使える画期的な入門書。
目次
Introduction ファッションで社会学する
1 メディア(女性ファッション誌を読みとく―なにを着るか、いかに生きるか;男性ファッション誌を解読する―内容分析からみた男性文化の特徴;ファッション誌の歴史―近代化と服飾メディアの登場)
2 身体・アイデンティティ(外見と自分らしさ―何のため/誰のために外見を整えるのか;ジェンダーをする―逸れる、盛る、かき乱すファッション;コスプレとサブカルチャー―受容を超え、参加する文化へ)
3 都市・流行(ファッションのしくみ―パリモードからファストファッションまで;ストリートファッション―都市文化としてのファッション;ファストファッション―ファッションの「自由」がもたらす功罪)
4 グローバリゼーション(国境を越えるデザイナー―ファッション界における境界と競争;ファッションモデルの仕事から―グローバルな界における市場と労働)
著者等紹介
藤田結子[フジタユイコ]
ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジメディアコミュニケーション研究科博士課程修了。Ph.D.。現在、明治大学商学部教授
成実弘至[ナルミヒロシ]
ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ社会学研究科博士課程中退。現在、京都女子大学家政学部教授
辻泉[ツジイズミ]
東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(社会学)。現在、中央大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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