内容説明
「環境保全」と「現代の生活」…。震災後、日本でも注目を集める「再生可能エネルギー」を広く導入するには、何が課題となり、どのような方法が望ましいのか。「社会的受容性」や「持続可能性」などのキーワードを手がかりに、環境社会学などの知見と、日本や海外の先行事例を用いて検討する。
目次
第1章 再生可能エネルギーの可能性と課題
第2章 マクロな社会的合理性を実現する方法
第3章 ローカルな社会的受容性を考える
第4章 第一産業としての再生可能エネルギー事業
第5章 持続可能な地域づくりのためのコミュニティパワー
第6章 地域所有を進める社会の仕組み
終章 自然システムへの再適合と再生可能エネルギー利用
著者等紹介
丸山康司[マルヤマヤスシ]
名古屋大学大学院環境学研究科准教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。専門は環境社会学、環境倫理、科学技術社会論。環境保全に伴う利害の齟齬や合意形成に関する研究テーマに関わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。