内容説明
グローバル化が進む現代社会のなかで私たちの生活はどのようなものになるでしょうか。どのような問題や可能性があるのでしょうか。家族・ジェンダー・若者・企業・地域・観光・まちづくり・環境・医療・福祉などのテーマから共に生きる社会を考える「社会学・入門」。
目次
グローバル化と現代社会―社会学は生活世界をどう見るのか
第1部 グローバル化をどう考えるか―生活世界と社会学の視線(グローバル化と他者―さまざまな神話を超えて;グローバル化とジェンダー―「ケアと絆」とファンタジー)
第2部 家族・若者・職場のいま―日常生活世界の変容(変貌する家族―非婚・少子化に対する意識;若者・教育・社会―不平等と格差社会 ほか)
第3部 地域から世界を見る―地域生活世界の変容(都市と農村の交流―NPOと転換する地域社会;まちづくりと文化―地域文化の育てかた ほか)
第4部 身体がせめぎ合う場―生の世界の諸相(福祉とケア―生を支える関係性;医療と倫理―限界の身体 ほか)
第5部 共に生きるということ―グローバル化時代の生活世界へ(民族と共生―アイデンティティをめぐる問い;21世紀の社会学の課題―共に生きる社会の構築)
著者等紹介
西原和久[ニシハラカズヒサ]
名古屋大学大学院環境学研究科/文学部教授
油井清光[ユイキヨミツ]
神戸大学大学院人文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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