有斐閣コンパクト
現代コミュニケーション学

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  • サイズ B6判/ページ数 281p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641173187
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C1036

内容説明

日本人のコミュニケーション・スタイルや異文化受容の問題ばかりでなく、グローバル化の中のコミュニケーション現象を権力構造に焦点を当てて解明する。さらに、日本が進もうとしている方向をコミュニケーションの問題として考える、新しいコミュニケーション論テキスト。

目次

コミュニケーションと権力―現代コミュニケーション学が目指すもの
第1部 コミュニケーションの地平―非言語・言語・アイデンティティ(時計時間の支配―時間厳守という束縛からの脱却は可能か;空間と権力―監視から信頼に基づく関係づくりへ;言語選択と英語―見えざる権力としての資本主義;アイデンティティの問い―コミュニケーション学からの応答;レトリックと権力―言語と意味の生成力)
第2部 さまざまな「場」におけるコミュニケーション(家庭内コミュニケーション―その成立と新たな意味づけを考える;ジェンダーとコミュニケーション―性差の臨界点で考える「私たち」と身体(bodies)との関係
コミュニケーション教育と権力―グローバル社会で通用する「日本人」の育成
組織と権力―変容する企業と個人の関係
テクノロジーとコミュニケーション―マス・メディエーションとしての複製
メディアのレトリック―覇権をめぐる闘争
多文化主義とコミュニケーション―知の転換期においてコミュニケーション学が果たす役割
グローバル化と日本社会―問われる私たちのまなざし)

著者等紹介

池田理知子[イケダリチコ]
国際基督教大学準教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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陽香

0
20060430

mas82

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作者である池田理知子先生のコミュニケーション学の教科書として「仕方なく」買ったものが、読み終わってからはとても有意義な、意味のある一冊であると痛感。 コミュニケーションという単語は一般的に口語体の社会的に必要なツールとして用いられると始まるこの本は、コミュニケーション学がそのような定義を定着させてしまったことに反省すべきと言及。もちろん社会的要素が強いということも否めないが、コミュニケーションとは必ずしも口語、文語で表現できるものではなく、私達の生活の中で権力として、繋がりとして多岐による形態に派生した。2013/01/27

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