出版社内容情報
複雑でわかりにくい金融の本質を,初学者にも理解できるように,図表や事例を用いて明快に解説した好評テキストの最新版。物価高,フィンテック,ソーシャル・ファイナンスなどの新しいトピックスを追加。初学者から専門家まで学習と実務の両面で役立つ一冊。
内容説明
「本質」から理解する。好評テキストの最新版!学生・ビジネスパーソン必携の一冊。「リスク」「証券化」「フィンテック」「ソーシャル・ファイナンス」…基本用語からイメージしにくい最新テーマまで幅広くカバー。金融の「基礎」から「最先端」まで、筋の通った新しいスタイル。「現実」と「理論」をバランスよく学べる、初学者に最適な構成。「豊富な図表」と「わかりやすいイラスト」でビジュアルに説明。「じっくり読む」「知りたいところだけ読む」「用語だけ確認」などいろいろな読み方に対応。
目次
第1部 貨幣と金融取引(貨幣と決済;金融とそのメリット;取引費用とリスク;情報の非対称性と返済のリスク)
第2部 取引費用に対処する金融の仕組み(金融の仕組み(1)―流動化、証券設計、情報生産
金融の仕組み(2)―担保、保証
金融の仕組み(3)―分散化)
第3部 金融機関と金融市場(金融機関(1)―金融仲介機関
金融市場
金融機関(2)―金融仲介機関以外の金融機関)
第4部 金融のマクロ的側面(資金循環と金融システム;金融政策と経済の実物面・金融面;金融システムの問題と金融危機;金融制度と公的介入・プルーデンス政策)
終章 これからの金融―ソーシャル・ファイナンス