出版社内容情報
経営学のレリバンスを問いつつ,組織行動論の主立った理論・測定尺度を紹介する好評上級テキスト。リサーチ・プラクティス・ギャップを学説史的に掘り下げた第2章,実証主義とは何かを概説した第6章,実践家との共同研究の成功要因を探る第15章を増補。
内容説明
リサーチ・プラクティス・ギャップを学説史的に掘り下げた第2章、実証主義とは何かを概説した第6章、実践家との共同研究の成功要因を探る第15章を増補!
目次
第1部 組織行動論の立ち位置(組織行動研究の俯瞰(1)現状把握のための横断的レビュー
組織行動研究の俯瞰(2)学説史的レビュー
「知っている」ということについて
概念と理念
組織行動の測定
実証主義とは何か)
第2部 組織行動論は何をどう測るか(リーダーシップ;組織の中の公正;欲求とモティベーション;人的資本、社会関係資本、心理的資本;組織と個人の心理的契約;組織コミットメント、ジョブ・エンベデッドネス;組織行動の成果)
第3部 組織行動論の充実のために(2つの知のサイクルが共振する共同研究;共同研究が成功する条件;共同研究の鍵を握る共同イベント;組織行動研究のレリバンスを求めて)
著者等紹介
服部泰宏[ハットリヤスヒロ]
神戸大学大学院経営学研究科教授、博士(経営学)(神戸大学)。2004年、関西学院大学経済学部卒業。2006年、神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了、2009年、同後期課程修了。同年、滋賀大学経済学部専任講師、2011年、同准教授。2013年、横浜国立大学大学院国際社会科学研究院准教授。2018年、神戸大学大学院経営学研究科准教授、2023年より現職。主要著作、『採用学』(新潮選書、2016年、日本の人事部「HRアワード2016」書籍部門最優秀賞受賞)など。本書の初版により、日本の人事部「HRアワード2021書籍部門入賞、第38回組織学会高宮賞(著書部門)受賞」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。