出版社内容情報
日本の企業システムの形成と発展を通観。①歴史の流れを読みとりやすい時代別構成,②経営の重要問題を網羅,③現代の問題関心から歴史を逆照射,④具体的ケース研究と理論的歴史研究の結合,という特長のまま,プラザ合意以降をたっぷり加筆した必読の最新版。
内容説明
江戸時代からの歩みをたどった先にみえる、日本企業再生の条件とは。濃密な記述でおくる通史テキストの決定版、16年ぶりの改訂!1990年代以降の長期低迷期を論ずる第6章を新設。全篇にわたって最近の研究成果も盛り込みました。
目次
第1章 日本型企業経営の起源―江戸時代の企業経営
第2章 近代経営の形成―明治前・中期の企業経営
第3章 近代経営の展開―明治後期から昭和初期の企業経営
第4章 戦前から戦後へ―企業経営の変容
第5章 経済成長と日本型企業経営―高度成長から1980年代末までの企業経営
第6章 長期低迷と再生の条件―1990年代以降の日本企業
著者等紹介
宮本又郎[ミヤモトマタオ]
大阪大学名誉教授、経済学博士。1943年福岡県に生まれる。神戸大学経済学部を卒業し、同大学院経済学研究科に進む
阿部武司[アベタケシ]
大阪大学名誉教授、経済学博士。1952年東京都に生まれる。東京大学経済学部を卒業し、同大学院経済学研究科に進む
宇田川勝[ウダガワマサル]
法政大学名誉教授、経済学博士。1944年千葉県に生まれる。法政大学経営学部を卒業し、同大学院社会科学研究科に進む
沢井実[サワイミノル]
大阪大学名誉教授、博士(経済学)。1953年和歌山県に生まれる。国際基督教大学教養学部を卒業し、東京大学大学院経済学研究科に進む
橘川武郎[キッカワタケオ]
国際大学副学長・大学院国際経営学研究科教授、博士(経済学)。1951年和歌山県に生まれる。東京大学経済学部を卒業し、同大学院経済学研究科に進む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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