日本のマネジメント・バイアウト―機能と成果の実証分析

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日本のマネジメント・バイアウト―機能と成果の実証分析

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  • サイズ A5判/ページ数 308p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641165878
  • NDC分類 335.46
  • Cコード C3034

出版社内容情報

既存経営者等が事業買収を行うM&Aの一手法,マネジメント・バイアウト(MBO)の実態を解明。注目度に比して内実が体系的に把握されてこなかった国内MBOに関し,特質や動機・成果を丹念に分析した。今後の実務・政策・研究の基礎となるべき貴重な書。

目次
序 章 日本のMBO:概観と分析視角
 第Ⅰ部 非公開化型MBOの実証分析
第1章 株式非公開化の動機:MBOと完全子会社化の比較分析
第2章 非公開化型MBOの異質性:動機,買収プレミアム,エグジット
第3章 バイアウト・ファンドによるMBO
第4章 MBOとパフォーマンス改善
第5章 MBOと会計操作:買収ストラクチャーと裁量的発生高
第6章 公正性担保措置と少数株主利益
 第Ⅱ部 ダイベストメント型・事業承継型MBOの実証分析
第7章 企業リストラクチャリングのツールとしてのMBO
第8章 MBOによる子会社売却と株式市場の評価
第9章 オーナーによる株式売却
終 章 MBOと日本企業の今後

内容説明

経営陣による自社買収というM&A取引のベネフィットは、コストを上回るのか。現代の株式会社制度に対して「上場とは何か」を問いかける、MBOの役割を包括的なデータセットに基づき明らかにする。

目次

日本のMBO―概観と分析視角
第1部 非公開化型MBOの実証分析(株式非公開化の動機―MBOと完全子会社化の比較分析;非公開化型MBOの異質性―動機、買収プレミアム、エグジット;バイアウト・ファンドによるMBO;MBOとパフォーマンス改善;MBOと会計操作―買収ストラクチャーと裁量的発生高;公正性担保措置と少数株主利益)
第2部 ダイベストメント型・事業承継型MBOの実証分析(企業リストラクチャリングのツールとしてのMBO;MBOによる子会社売却と株式市場の評価;オーナーによる株式売却)
MBOと日本企業の今後

著者等紹介

川本真哉[カワモトシンヤ]
南山大学経済学部教授、京都大学博士(経済学)。1977年生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。早稲田大学高等研究所助教、新潟産業大学経済学部専任講師、福井県立大学経済学部准教授、南山大学経済学部准教授を経て、現職。専攻:コーポレート・ガバナンス論、数量経済史。主要著作「MBOはパフォーマンスを改善させたのか:株式非公開化に関する実証分析」(『証券経済学会年報』第55号、2020年、令和3年度証券経済学会・優秀論文賞受賞):『日本の持株会社:解禁20年後の景色』(下谷政弘との共編、有斐閣、2020年、第15回M&Aフォーラム賞奨励賞『RECOF奨励賞』受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。