出版社内容情報
19世紀から現在に至る100年以上の歴史のなかで,日本企業の企業間取引関係が,どのように形成され,どのように展開されてきたのか──その特殊性と普遍性を「市場性と組織性の絡み合い」という視点に立って,歴史,日米比較,現状から分析する力作。
序章 なぜ市場性と組織性なのか:本書の視点
第Ⅰ部 企業間取引の先行研究の検討 第1章 日本の企業間取引の実証研究:歴史と現状/第2章 企業間取引の経済理論:取引コスト理論とゲーム理論/第3章 市場性と組織性の絡み合いの理論:ハーシュマン,中間組織論,グラノヴェター
第Ⅱ部 日本の企業間取引の歴史 第4章 素材の企業間取引の歴史:鉄鋼の事例/第5章 部品の企業間取引の歴史:半導体ICの事例/第6章 資本財の企業間取引の歴史:工作機械の事例
第Ⅲ部 企業間取引の歴史の日米比較 第7章 素材の企業間取引史の日米比較:鉄鋼の事例/第8章 部品の企業間取引史の日米比較:自動車部品の事例/第9章 資本財の企業間取引史の日米比較:工作機械の事例
第Ⅳ部 日本の企業間取引の現状 第10章 素材の企業間取引の現状:鉄鋼の事例/第11章 部材の企業間取引の現状:液晶部材の事例/第12章 資本財の企業間取引の現状:工作機械の事例
終章 発見された事実:歴史,国際比較,現状の分析から
内容説明
日本の企業間取引関係は特殊なのか?市場性と組織性の絡み合いの視点から日本の素材・部品・機械産業の企業間取引の歴史を日米比較を交え、徹底分析し実像に迫る。
目次
なぜ、市場性と組織性なのか:本書の視点
第1部 企業間取引の先行研究の検討(日本の企業間取引の実証研究:歴史と現状;企業間取引の経済理論:取引コスト理論とゲーム理論 ほか)
第2部 日本の企業間取引の歴史(素材の企業間取引の歴史:鉄鋼の事例;部品の企業間取引の歴史:半導体ICの事例 ほか)
第3部 企業間取引の歴史の日米比較(素材の企業間取引史の日米比較:鉄鋼の事例;部品の企業間取引史の日米比較:自動車部品の事例 ほか)
第4部 日本の企業間取引の現状(素材の企業間取引の現状:鉄鋼の事例;部材の企業間取引の現状:液晶部材の事例 ほか)
発見された事実:歴史・国際比較・現状の分析から
著者等紹介
金容度[キンヨウド]
法政大学経営学部教授。韓国ソウル大学経済学科卒業、同大学院経済学科修了(学士、修士)。東京大学大学院経済学研究科修了(修士、博士(経済学))。ハーバード大学ライシャワー日本研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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