出版社内容情報
日本の企業組織を理解するうえで欠かせないトピックを網羅した体系的テキスト。事例を交えながら分析ツールを丁寧に解説する。
内容説明
組織ではどのような問題が起きるのか?組織の問題をどのように解決するのか?組織の違いは何から生じるのか?事例分析や実証分析、経済実験だけでは答えられない組織への疑問を、理論を用いて鮮やかに解き明かす。
目次
第1部 組織ではどのような問題が起きるのか?(イントロダクション―市場か組織か;組織におけるジレンマ;コーディネーション問題;信頼の形成)
第2部 組織の問題をどのように解決するのか?(組織設計とプリンシパル=エージェント関係1―基礎編;組織設計とプリンシパル=エージェント関係2―発展編;長期的関係;関係的契約;戦略的情報伝達)
第3部 組織の違いは何から生じるのか?(意思決定プロセスと集権化・分権化;企業文化;リーダーシップ)
著者等紹介
伊藤秀史[イトウヒデシ]
早稲田大学大学院経営管理研究科教授。1988年、スタンフォード大学ビジネス・スクール博士課程修了(Ph.D.)。京都大学経済学部助教授、大阪大学社会経済研究所助教授、一橋大学大学院商学研究科教授を経て、2017年より現職
小林創[コバヤシハジメ]
関西大学経済学部教授。2002年、神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了(博士)。大阪府立大学経済学部助教授、同准教授、関西大学経済学部准教授を経て、2013年より現職
宮原泰之[ミヤハラヤスユキ]
神戸大学大学院経営学研究科教授。2000年、神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程修了(博士)。神戸大学経済経営研究所非常勤研究員、神戸大学大学院経営学研究科助教授、同准教授を経て、2016年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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