出版社内容情報
この街は,なぜこのような姿なのか? 学界を代表する都市工学者が津々浦々を訪ねてまわり,都道府県の都心部の成り立ちを論じる。都市計画の専門家ならではの視点で読む者に知的な愉楽を与える「教養のまちあるき」。
序論 県都都心の物語を歩きながら考える
1 札幌 2 青森 3 盛岡 4 仙台 5 秋田 6 山形
7 福島 8 水戸 9 宇都宮 10 前橋 11 浦和 12 千葉
13 東京 14 横浜 15 新潟 16 富山 17 金沢 18 福井
19 甲府 20 長野 21 岐阜 22 静岡 23 名古屋 24 津
25 大津 26 京都 27 大阪 28 神戸 29 奈良 30 和歌山
31 鳥取 32 松江 33 岡山 34 広島 35 山口 36 徳島
37 高松 38 松山 39 高知 40 福岡 41 佐賀 42 長崎
43 熊本 44 大分 45 宮崎 46 鹿児島 47 那覇
西村 幸夫[ニシムラユキオ]
著・文・その他
内容説明
あらゆる都市に物語がある。都市計画の第一人者が津々浦々を自分の足でめぐり、目でたしかめた県都の成りたちを緻密かつ大胆に開陳!あなたのまちの物語をひもとく入魂の一冊。
目次
序論―県都都心の物語をあるきながら考える
札幌―殖民都市のつくり方
青森―拡張と反転のバランス都市
盛岡―都市発展を軸線に読み取る
仙台―有芯のグリッド都市が導く近代
秋田―入れ子のコントラスト都市
山形―三島通庸が見た近代都市の姿
福島―骨格を徐々に付加する自然体都市
水戸―台地をめぐる分節都市
宇都宮―二つの都市軸を持つコンパクト都市〔ほか〕
著者等紹介
西村幸夫[ニシムラユキオ]
1952年、福岡市生まれ。東京大学大学院工学系研究科教授。工学博士。東京大学工学部都市工学科卒、同大学院工学系研究科修了。明治大学助手、東京大学助教授を経て、1996年より東京大学大学院教授。2011年より2013年まで東京大学副学長、2013年より2016年まで東京大学先端科学技術研究センター所長。アジア工科大学助教授(バンコク)、MIT客員研究員、コロンビア大学客員研究員、フランス国立社会科学高等研究院客員教授などを歴任。専攻は都市計画、都市保全計画、都市景観計画など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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六点
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