出版社内容情報
理論、戦略、実践、事例と包括的にブランドをとらえつつ、実践的な内容を含めてまとめ上げられた、日本で初めての本格的体系書。
内容説明
理論、戦略、実践、事例と包括的にブランドをとらえつつ、具体的なポイントも示し、実践的な知見を豊富に蓄積してまとめ上げられた、日本で初めての本格的体系書。有名企業のケースを多く盛り込み、いきいきと解説する。
目次
第1部 理論篇(ブランドをめぐって;ブランドと交換 ほか)
第2部 戦略篇(統合ブランド戦略の全体像;フェーズ1―ブランド構築の基礎 ほか)
第3部 実践篇(企業ブランド戦略;ブランド拡張戦略 ほか)
第4部 事例篇(食品・飲料ブランド;日用品ブランド ほか)
著者等紹介
田中洋[タナカヒロシ]
中央大学ビジネススクール(大学院戦略経営研究科)教授。1951年名古屋市生まれ。京都大学博士(経済学)、南イリノイ大学大学院ジャーナリズム研究科修了(M.A.,Journalism,Southern Illinois University at Carbondale)、慶應義塾大学大学院商学研究科後期博士課程単位修得。日本マーケティング学会会長。マーケティング戦略論・ブランド戦略論・広告論専攻。(株)電通でマーケティングディレクターとして21年間実務を経験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タッキー
13
ブランドとは何か?なぜ必要なのか?商標との違いなど、ということについてわかりやすく解説されていました。中でも当たり前なのですが、ブランド誕生の発端ともいえるパッケージの重要性には納得感があり、また最後の章の事例集は、具体的で分かりやすかったです。いかに世の中の隠れたニーズを汲み取って事業の発展につなげるか、このコロナ禍で、随分変わった働き方など、今もいっぱい、将来の事業の種は転がっているように読んでいて感じました。2022/05/24
Naohiko Oikawa
4
第I部の理論篇は、ブランドとは何かについて、経営学・マーケティングにとどまらず、哲学、言語学、社会学、経済学、歴史学の観点も照応させながら、著者独自の深い洞察が示される。 第II部の戦略篇と第III部の実践編は、ブランド価値を高めるアプローチと今日的な論点について、主要なフレームワークを網羅的に取り上げ、著者独自の考察と興味深い事例を組み合わせながら、読者を深い理解を導く。 第IV部の事例篇は、前のパートで使われた事例の全体像を確認できる。 ブランド戦略をきちんと理解したい方にとって決定打となる一冊。2018/01/02
たばてー
3
3.82018/01/03
takao
2
ふむ2023/06/12
ことぶき
2
480ページもあって、読む気が失せてしまうが、内容が伴っている。ランドスケープ分析、3A、一貫性、ピークエンド法則、魅力的品質、一元的品質、当たり前品質の狩野モデル