内容説明
個人と組織の協調に基づく、これからの人材育成のあり方とは?企業競争力や個人のキャリア発達に欠かせない「人材育成」。企業へのインタビュー調査などから、個人と組織が共に学び合い成長を遂げていくプロセスの重要性を明らかにする。
目次
序章 「組織のなかで人を育てる」ということ―本書のねらいとフレームワーク
第1章 組織の論理と個人のキャリア―HRD研究の系譜
第2章 日本企業の人材育成の特徴とは―OJTとOff‐JT、人事制度の関係
第3章 「なってほしい人材」と「なりたい人材」の間で―大企業の人材育成
第4章 会社を変えても人は育つ―中小企業の人材育成
第5章 「適材適所」を考える―タレントマネジメントと新しいキャリア
第6章 リーダーを育てるには―リーダーシップ開発モデルとOff‐JT
第7章 マネージャーはどう育成されたのか―メーカー部長のインタビューから
終章 いま求められる人材とは―プロフェッショナルとリーダー
著者等紹介
佐藤厚[サトウアツシ]
1957年生まれ。法政大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士課程修了。博士(社会学)。日本労働研究機構(現労働政策研究・研修機構)研究員、同志社大学大学院総合政策科学研究科教授を経て、法政大学キャリアデザイン学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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