出版社内容情報
企業の枠や国境を超えて技術や知識が世界的に流通する現在、イノベーションも企業や国境を超えて生じる。現象としてのオープン・イノベーションと、戦略的意図をもつオープン化戦略とを区別した上で、日本企業の戦略に必要となる概念と理論を整理・解説する。
内容説明
オープン・イノベーション、ビジネス・エコシステム、プラットフォーム、国際標準化…「オープン化戦略」をテーマに掲げ、17人の執筆者による論考を収録。近年盛んな、企業の従来の枠組みを超えた取組みに戦略とマネジメントの視角から迫る。
目次
第1部 オープン化戦略を促す要因(オープン化の背景と分類;オープン化戦略を促す環境 ほか)
第2部 オープン化戦略を支えるマネジメント(市場情報のマネジメント―価値共創分析マトリクスの提案;技術情報のマネジメント ほか)
第3部 オープン化戦略のバリエーション(アライアンス戦略―パートナーの戦略的活用による人材育成と相互学習の進化;プラットフォームビジネス ほか)
第4部 オープン化戦略による成果と今後の課題(欧州のイノベーション政策―欧州型オープン・イノベーション・システム;経営政策 ほか)
著者等紹介
安本雅典[ヤスモトマサノリ]
横浜国立大学大学院環境情報学府・研究院教授
真鍋誠司[マナベセイジ]
横浜国立大学大学院国際社会科学研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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