内容説明
里親制度、象牙の合法的供給、サファリ・ハンティング、医薬品開発、金融取引税、宝くじが、生物多様性の保全に役立つ!?生き物をまもるカギは経済学にあった!
目次
第1章 生物多様性とは何か?
第2章 生物多様性保全はなぜ必要か?
第3章 生物多様性を守る―生物多様性利用の制限とその理念
第4章 生物多様性の利用を規制する―取引禁止と違法取引
第5章 生物多様性を保護区で守る
第6章 地域社会とともに保全する―今日型の共生を実現する新しいコモンズ
第7章 生物多様性条約―遺伝資源の利用と利益配分
第8章 グリーン財生産を増加させる
第9章 生態系サービスへの支払を実現する
第10章 貧困と生物多様性
第11章 生物多様性保全のために資金を調達する
著者等紹介
大沼あゆみ[オオヌマアユミ]
1960年生まれ。1988年東北大学大学院博士課程単位取得退学。東北大学経済学部助手、東京外国語大学助教授、慶應義塾大学経済学部助教授などを経て、慶應義塾大学経済学部教授、経済学博士。専門は環境経済学。生物多様性保全と持続可能な発展についての理論・実証分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うっきー
6
資格試験の勉強で図書館から借りてみる。 例示が充実してて、かつ、リファレンスもキチンとしているので、腰を据えてよみたくなり、アマゾン購入。 早く届かないかな〜。 2015/05/18
葉
1
進化ゲームの話しと思ったら、里親制度、サファリ・ハンティング、医薬品開発、金融取引税、宝くじについて書かれていた。地域住民と不法採取を行う相手に対して保全を行うことの費用についてや、途上国に金銭的利益と非金利益の2つが発生するバイオプロスペクティングのローヤリティー、グリー税の関係などあまり関心を抱いていなかった範囲のものを読めてよかった。2015/01/07
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