伝統産地の経営学―陶磁器産地の協働の仕組みと企業家活動

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  • サイズ B6判/ページ数 255,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641164123
  • NDC分類 573.2
  • Cコード C1034

内容説明

伝統産地に育まれる「ビジネスの仕組み」を描き出す!時代の変遷や困難を乗り越え、力強く生き残り続ける伝統産業。そこにはどんな秘密が隠されているのだろうか?緻密な調査と経営学的分析によって、伝統産地とそこに息づく人々の力強さと工夫、そして企業家精神を明らかにする。

目次

第1章 伝統産地を見る眼―産地と経営学の視点
第2章 伝統産地とビジネスシステム
第3章 伝統産地と企業家活動
第4章 和様磁器のふるさと「有田」―産地のヘゲモニーと重層的な人材育成
第5章 大物陶器の伝統産地「信楽」―産地の変貌と企業家活動
第6章 競争が支える協働の仕組み―顧客への訴求力・競争の不文律・切磋琢磨

著者等紹介

山田幸三[ヤマダコウゾウ]
1956年、兵庫県神戸市に生まれる。神戸大学経済学部卒業後、7年間の東京海上火災保険株式会社勤務を経て1991年、神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程単位修得退学。1998年、連合王国ウォーリック大学ビジネススクール客員研究員。2000年、岡山大学経済学部教授。現在、上智大学経済学部教授、博士(経営学)。主著:『新事業開発の戦略と組織』(白桃書房、2000年、経営科学文献賞)、『日本のベンチャー企業』(共編著、日本経済評論社、1999年、中小企業研究奨励賞本賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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直井

0
伝統工芸の産地が如何にして生き残ってきたのか、どのようにして産地を形成してきたのか、ということについて述べられていました。それぞれの産地によって、資源や土地といった環境や社会的な制約・条件が異なるということは考えてみれば当たり前のはずなのに、本書を読むまではそれをあまり考えず、伝統工芸の存続の仕方や状況にそれほど大差があるとは思っていませんでした。陶磁器だけでなく、色々な伝統産業のこのような話を、もっと読んでみたいです。2014/05/10

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