内容説明
安定的な税収をもたらし、地域的偏在が少ない地方消費税について、基本的な知識、仕組み、論点を綿密に解明し、今後のあるべき制度を設計する。海外の実態調査やシミュレーションによる検討も踏まえて、実証的かつ精緻な議論を財政学の視点に基づいて展開。地方自治体職員の必読書。
目次
第1章 地方消費税への視角
第2章 地方付加価値税の理論
第3章 EUにおける境界統制の廃止
第4章 連邦制国家の地方付加価値税
第5章 地方消費税とマクロ税収配分方式
第6章 マクロ税収配分方式と産業連関表
第7章 カナダの協調売上税とマクロ税収配分方式
第8章 地方消費税のマクロ税収配分
第9章 総括と展望
著者等紹介
持田信樹[モチダノブキ]
現職:東京大学大学院経済学研究科教授
堀場勇夫[ホリバイサオ]
現職:青山学院大学経済学部教授
望月正光[モチズキマサミツ]
現職:関東学院大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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