京都大学経済学叢書<br> 産業発展・衰退の経済史―「10大紡」の形成と産業調整

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京都大学経済学叢書
産業発展・衰退の経済史―「10大紡」の形成と産業調整

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  • サイズ A5判/ページ数 359p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641163638
  • NDC分類 586.092
  • Cコード C3033

内容説明

停滞し衰退する産業から成長産業へと、資金や技術・労働など経営資源をいかに移していくか。この最も重要で緊急の問題についての科学的研究は、意外にも非常に乏しい。この課題に、長期的視野と強靱な理論、詳細な歴史的実証、経営・産業・市場のミクロから産業政策や国際環境のマクロ的状況までを俯瞰する視野の広さで迫る。

目次

課題と方法
序章 産業発展の動態
第1章 「10大紡」の形成
第2章 「10大紡」の戦時多角化
第3章 「10大紡」体制の定着
第4章 新たな競争環境―新紡・新々紡の参入
第5章 政策介入による調整
第6章 「10大紡」の企業内調整
第7章 国際的な調整ルールの形成
結論と展望

著者等紹介

渡辺純子[ワタナベジュンコ]
1965年生まれ。1989年北海道大学経済学部卒業。1994年同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、京都大学大学院経済学研究科・経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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