日本の工業化と女性労働―戦前期の繊維産業

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日本の工業化と女性労働―戦前期の繊維産業

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  • サイズ A5判/ページ数 376p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641163126
  • NDC分類 586.092
  • Cコード C3033

出版社内容情報








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内容説明

酷使され、翻弄されながらも自立へと向かっていく女性労働者の姿。社会経済史、ジェンダー史を相補した複合的な視点から労働者とその家族、雇用主、政府の動きを多角的に分析し戦前期日本の繊維労働史の全体像を再構築する新鮮な意欲作。

目次

第1章 イントロダクション―繊維労働者と日本の工業化
第2章 農村との結びつき―成長、分配、ジェンダー
第3章 戦前期日本における機械制繊維産業の成長
第4章 農村出身者
第5章 繊維労働者の生成
第6章 賃金制度
第7章 ゲームのルールの変更―政府の役割
第8章 共謀と協同―雇用主と従業者の集団行動
第9章 繊維労働、家族、村
第10章 まとめ

著者等紹介

ハンター,ジャネット[ハンター,ジャネット][Hunter,Janet]
ロンドン大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミックス(LSE)教授。1971年にシェフィールド大学にて日本語と社会経済史の学位を取得後、74年までオックスフォード大学大学院(セント・アントニーズ・カレッジ)にて学ぶ。その間72~73年には東京にて在外研究に従事。76年に前島密に関する研究によりD.Phil.(博士号)を取得した。1974年よりシェフィールド大学の講師を勤めた後、80年よりロンドン大学LSEのSTICERD(The Suntory and Toyota International Centres for Economics and Related Disciplines)研究員、84年よりはLSE経済史部門にも所属。同部門にて、講師、上級講師を経て、現職に至る。専攻は日本近代史。経済史を中心に、女性史、社会史など、明治維新以降の日本史全般に幅広い関心を持ち、イギリスにおける日本近代史研究の第一人者である

阿部武司[アベタケシ]
大阪大学大学院経済学研究科教授。専攻は日本経済史・日本経営史、戦前期の綿業

谷本雅之[タニモトマサユキ]
東京大学大学院経済学研究科教授。専攻は日本経済史、19世紀・20世紀前半の在来産業史・都市中小工業史

中林真幸[ナカバヤシマサキ]
東京大学社会科学研究所准教授。専攻は経済史・経営史、産業革命期の製糸業

橋野知子[ハシノトモコ]
神戸大学大学院経済学研究科准教授。専攻は日本経済史、近現代の繊維産業の発展史・産業集積形成史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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