環境被害の責任と費用負担

環境被害の責任と費用負担

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  • サイズ A5判/ページ数 234p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641163096
  • NDC分類 519
  • Cコード C3033

内容説明

環境被害への事後的対策(被害補償や原状回復)をめぐり、包括的・根源的な理論検討を行い、経済学的視点から、あるべき責任と費用負担の考え方を提示する。熊本水俣病や大気汚染公害など代表的かつ最新の事例を取り上げ、理論検討と実証分析をバランスよく行い、環境責任の原理を探究。

目次

序章 現代の環境問題と社会的費用論―本書の課題と視角
第1章 環境責任、費用負担原理・ルール・制度―研究の枠組み
第2章 産業公害事件における費用負担―熊本水俣病を事例として
第3章 産業公害から都市・生活型公害へ―大気汚染公害と費用負担
第4章 広域的な環境汚染と費用負担―タンカー事故による油濁被害の補償を中心に
終章 「責任ある関与」にもとづく費用負担へ

著者等紹介

除本理史[ヨケモトマサフミ]
1971年神奈川県生まれ。1999年一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得。現在、東京経済大学経済学部准教授、博士(経済学)。専攻は環境経済学、環境政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さい

0
環境問題への対策には事前的対策(公害防止)と事後的対策(被害者補償)がある。環境問題は非常に多くの関係者が複雑に関わっており、責任が誰にあるのかは解釈によって非常に分かれる。またそれら対策に必要な費用は誰が負担するべきなのかもまた解釈が分かれる。それらをどう捉えるか論じた本。2013/06/20

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