出版社内容情報
様々な市場でコモディティ化が急速に進み,消費者は製品・サービス・ブランドに差違を見出せなくなっている。このような時代に企業はいかに対応していくべきか? 市場参入,製品差別化,利益モデルの3つの視点から新しいマーケティング論理の構築を目指す。
内容説明
企業はいかにしてコモディティ化した市場を捉え、戦略を構築し、組織的な課題を解決していけばいいのか―この最重要課題に向けて、伝統的なマーケティング論理による発想を転換し、新たなパラダイムの全体像を包括的に描き出す。
目次
コモディティ化した市場における新しいマーケティング
第1部 市場参入対応(コモディティ化した成熟市場での可能性;四つの顧客価値と市場参入戦略;リーン消費の実現)
第2部 製品ブランド対応(製品開発の新しい発想法;製品開発における顧客志向と顧客代行;ブランド構築のピラミッド・モデル)
第3部 組織課題対応(社会志向のマーケティング;マーケティングにおける利益志向;新しい利益モデルの構築)
著者等紹介
恩蔵直人[オンゾウナオト]
1959年、神奈川県秦野市に生まれる。1982年、早稲田大学商学部卒業。1996年、早稲田大学商学部教授。早稲田大学商学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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commojun
2
授業で使った
かおるどん
1
前半のコモディティ市場における戦略の分類は参考になったが、概念的な話が多く実務で活かせそうなナレッジが少なかった2020/03/19
ishicoro
1
購入行為におけるリーン消費という視点、いかに購入前の無駄の効率化を行うのかというのも大事なポイントになるのですね。ブランド論では品質をいくら良くしても基本性能が期待に答えられていない場合、それ以前のところで購入に至らない可能性があるという点、なるほどなーと思うのでした。ソリューションビジネスは顧客の顧客まで見据えて解くべき課題定義ができる嗅覚、土地勘がないといかんなと思うわけで、もっと顧客を知らないとダメですね。2018/09/02
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