内容説明
多国籍企業が複数の国籍かつ文化的背景の従業員を組織し、経営資源として活用するための条件を、アジアにおける日本・欧米企業の分析から明らかにした労作。「多国籍内部労働市場」という視点を明示し、海外進出する日本企業の人的資源管理に貴重な示唆を与える。
目次
序章 問題意識と本書の構成
第1章 文献サーベイと研究視点の設定
第2章 多国籍内部労働市場の実証分析
第3章 ヨーロッパ系多国籍企業のアジアにおける人的資源管理
第4章 アメリカ系多国籍企業のアジアにおける人的資源管理
第5章 日系多国籍企業のASEANにおける人的資源管理
終章 結論と今後の課題
付録
著者等紹介
白木三秀[シラキミツヒデ]
早稲田大学政治経済学術院教授、博士(経済学)(早稲田大学)。1951年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、同大学院経済学研究科博士後期課程修了。国土舘大学政経学部助教授・教授等を経て、1999年4月より早稲田大学政治経済学部教授。2005年より現職。この間、シンガポール国立大学客員研究員(93年8月~94年3月)、フィリピン大学大学院客員教授(97年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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