出版社内容情報
60~70年代を中心とした日本の主要民生用電子メーカーの対米輸出マーケティングについて、日米のトップ・マネジメントへの聴き取りや貴重な第一次資料を駆使し詳細に分析した労作。
内容説明
1960~70年代を中心とした日本の主要民生用電子メーカーにおける対米輸出マーケティングについて、日米のトップ・マネジメントへの聴き取りや貴重な第一次資料を駆使して詳細に分析した労作。実証的貢献と並んで、近年、研究が盛んな国際マーケティング論に方法論的基礎を提示する。
目次
序章 本書の課題と対象
第1章 戦後アメリカの家電流通システム
第2章 三洋電機の輸出マーケティング―OEM供給を中心としたマス・マーケティング戦略
第3章 東芝の輸出マーケティング―OEM供給によるコスト優位戦略
第4章 シャープの輸出マーケティング―OEM供給を中心とした戦略
第5章 日立の輸出マーケティング―工場をプロフィット・センターとする戦略
第6章 松下電器産業の輸出マーケティング―パナソニック・ブランドを中心とした戦略
第7章 三菱電機の輸出マーケティング―三菱ブランドとニッチ戦略
第8章 ソニーの輸出マーケティング―徹底した国際ブランド重視の戦略
結章 輸出マーケティングの現代的意義と課題
著者等紹介
近藤文男[コンドウフミオ]
1939年香川県に生まれる。1968年京都大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。立命館大学経営学部助手、講師、助教授、教授、京都大学経済学部教授、京都大学大学院経済学研究科教授を経て現在、京都橘女子大学文化政策学部教授、京都大学名誉教授、京都大学経済学博士
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