日本流通史

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  • サイズ A5判/ページ数 276p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641161696
  • NDC分類 675.4
  • Cコード C1034

出版社内容情報

従来,物流論のテキストには,必ず運輸・交通論の一分野としての物流活動論・機能論が取り上げら れていた。本書では,経営・商業系の学生向けということを考慮してそれを含めず,講義で使いやすい ようにマネジメント論としての物流システム論に焦点を当てて体系化した。

序 章 物流をとらえる視座

第1部 経営のなかの物流システム
 第1章 物流という経営機能
 第2章 物流管理と物流システム
 第3章 経営戦略と物流政策

第2部 物流管理からロジスティクス・マネジメントへ
 第4章 物流概念の誕生
 第5章 マネジメントとしてのロジスティクス導入
 第6章 物流管理とロジスティクス・ネットワーク

第3部 ロジスティクス・マネジメント
 第7章ロジスティクス・マネジメントの定義と概念
 第8章 ロジスティクス・マネジメントの基本
 第9章 ロジスティクス・マネジメントの展開

第4部 サプライチェーン・マネジメントの現状と課題
 第10章 サプライチェーン・マネジメントとロジスティクス
 第11章 サプライチェーン・マネジメントの実際
 第12章 サプライチェーン・マネジメントの進展と物流
 終 章 マネジメントとしての物流の今後の課題

内容説明

日本の古代から現代まで一貫した目で見通した初めての通史。流通が、経済全体の再生産の中で占める位置と比重に留意しながら、生産過程相互あるいは生産と消費の間をつなぐ商品流通の歴史を、その担い手に焦点を当てながら描き出した。貨幣、運輸・通信にも言及し構造論的把握をめざした簡潔・平易な概説書。

目次

第1部 古代・中世における市場経済の発生と展開(世界史における商品流通と商人の出現;日本列島における商品流通と商人の出現 ほか)
第2部 近世=幕藩制社会の成立・展開と流通機構(「天下統一」による旧支配体制の解体;南蛮人の到来から「鎖国」まで ほか)
第3部 幕末開港による世界市場への編入(アヘン戦争からペリー来航まで;自由貿易の開始による国内流通の変容 ほか)
第4部 両大戦間期における流通機構の変容(専門商社から総合商社へ;百貨店の登場と一般小売商との対立 ほか)
第5部 戦後日本における流通の発展と変化(闇市場の賑わいと百貨店の復活;貿易の再開と総合商社の活躍 ほか)

著者等紹介

石井寛治[イシイカンジ]
1938年東京都に生まれる。1960年東京大学経済学部卒業。1965年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。1965年東京大学経済学部助手となり、助教授、教授をへて現在、東京経済大学経営学部教授
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

9月のアドリア海

2
とくに戦後の流通業の解説がすばらしい。2011/05/10

井端翔

1
百貨店法のレビューに2023/03/14

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