出版社内容情報
伝統的な枠組みを継承しつつ,ゲーム論など新しい成果を取り入れ,現実や政策との関連を重視し,
エキサイティングな産業組織論を追求した,待望の新テキスト。
「いかに市場をうまく機能させるか」という視点に立ち,企業行動や政策を読み解くための理論的な基礎を解説。
《主な目次》
1 産業組織論の基本概念
構造・行動・成果(SCP)分析/集中度
2 独占による経済厚生の損失
厚生経済学の基本定理
独占市場均衡と厚生
固定費用
3 寡占市場の均衡・経済厚生・利益率
企業間費用格差とマーケットシェア
市場構造と利益率
4 価格決定のベルトラン・モデルと参入阻止
5 コンテスタブル・マーケットと参入障壁
6 戦略的参入阻止とコミットメント
7 製品差別化による競争
8 広告の情報提供機能と先行者の優位性
9 研究開発と特許についての競争
10 カルテルと暗黙の協調
11 合併の経済効果
12 垂直的な取引制限
内容説明
伝統的な枠組みを継承しつつ、ゲーム論など新しい成果を取り入れ、現実との関連を重視した待望の新テキスト。企業行動や政策を考えるための理論的な基礎を丹念に解説。
目次
産業組織論の基本概念
独占による経済厚生の損失
寡占市場の均衡・経済厚生・利益率
価格決定のベルトラン・モデルと参入阻止
コンテスタブル・マーケットと参入障壁
戦略的参入阻止とコミットメント
製品差別化による競争
広告の情報提供機能と先行者の優位性
研究開発と特許についての競争
カルテルと暗黙の協調
合併の経済効果
垂直的な取引制限
著者等紹介
小田切宏之[オダギリヒロユキ]
1969年、京都大学経済学部経済学科卒業。73年、大阪大学大学院修士課程経済学研究科修了(経済学修士)。77年、米国ノースウェスタン大学大学院博士課程経済学専攻修了(Ph.D.in Economics)。米国オバリン大学経済学部助教授、筑波大学教授(社会工学系)などを経て、現在、一橋大学大学院経済学研究科教授、文部科学省科学技術政策研究所総括主任研究官。専攻は企業経済学、産業組織論、技術革新の経済学
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